こんな方へFOR YOU
どれも、よくある悩みです。
ただ、よくある悩みだからといって
軽いわけではありません。
転職サイトは開くけれど、応募まではいかない
通勤電車で求人を眺めて、いくつか気になるものを保存して、そのまま閉じる。翌週また同じことをする。半年前と、保存した求人の傾向がほとんど変わっていない??そんな状態かもしれません。
これを「行動力がない」と自分を責める方は多いのですが、原因はたいてい別のところにあります。応募できないのは、比べるための基準がまだ手元にないからです。
年収、勤務地、事業内容。並べられた条件を見ても、自分にとって何が譲れなくて何が譲れるのかが決まっていなければ、どれも決め手になりません。情報が足りないのではなく、判断の物差しが足りない状態です。
そして、その状態で応募しないのは、実はまっとうな判断でもあります。基準がないまま動けば、選ぶのではなく、受かったところに流れることになるからです。
求人を見る前に、自分の条件を先に言葉にする。順番を入れ替えるだけで、景色は変わります。
評価は悪くない。でも、この先10年を想像すると気が重い
いちばん相談しにくいのが、この状態です。給料が下がったわけでも、人間関係がこじれているわけでもない。誰に話しても「いい会社じゃない」で終わってしまう。
順調であることが、逃げ場を奪ってしまうことがあります。不満がはっきりしていれば、それを解消すればいい。けれど何も欠けていないのに気が重いとき、原因を指させないぶん、話す相手を選べなくなります。
10年後を想像して気が重いというのは、今の延長線上に、自分が望む姿が見えていないというサインです。これは贅沢な悩みでも、甘えでもありません。単に、そういう情報がひとつ手に入ったというだけのことです。
問題は、そのサインを何度も見なかったことにしているうちに、感じること自体をやめてしまう場合があることです。
恵まれているかどうかと、続けたいかどうかは、別の問いです。
やりたいことを聞かれると、いつも答えに詰まる
面接でも、面談でも、飲み会でも聞かれる質問です。そのたびに言葉が出てこず、自分には何もないのだろうかと感じる。
けれど、やりたいことは、自分に問いかけて出てくる種類のものではありません。「何がしたいか」を考えて答えが出るなら、とっくに出ています。
手がかりは、これまでの仕事の中にあります。徹夜になっても苦にならなかった作業。ほめられて嬉しかったより、自分で「よくできた」と思えた瞬間。逆に、給料が良くても続けられなかったこと。そういう断片は必ず残っていて、並べると一貫性が見えてきます。
セッションでは、この作業に2回分の時間を使います。ひとりで振り返ると、どうしても実績や肩書きの話になってしまうためです。他人に話しながらのほうが、感覚の記憶は出てきやすくなります。
やりたいことがないのではなく、
思い出す手順を踏んでいないだけです。
家族や同僚には、この迷いを話しにくい
家族に話せば、生活の話になります。相手を不安にさせるとわかっていて、まだ形になっていない迷いを口に出すのは難しいものです。
同僚に話せば、立場の話になります。辞めるかもしれないと知られた瞬間から、任される仕事も、かけられる言葉も変わってしまう。
友人はどうか。親身になってくれるぶん、それぞれが自分の正解を持っています。転職して良かった人は勧めるし、残って良かった人は止める。どちらもその人にとっては本当のことなので、聞くほどに迷いが増えていきます。
コーチングの価値は、技術よりもまず、この構造にあります。あなたがどちらを選んでも、私の生活も立場も何ひとつ変わりません。だから、結論に向けて誘導する理由がないのです。
利害のない相手に話す。
それだけで、整理は半分終わります。
動くにしても、その前に一度整理したい
ここまでの4つの中で、いちばん健全な状態です。
迷いを抱えたまま勢いで転職すると、環境は変わっても悩みの形は変わらないことがあります。半年後、新しい職場で同じことを考えている??キャリアの相談で最も多いのが、この繰り返しです。
整理することは、先延ばしとは違います。決めるための準備です。そして準備には、それなりの時間がかかります。
3ヶ月・全6回という設計は、そこから来ています。1回で答えが出るものではなく、かといって1年かけるようなことでもない。棚卸しに2回、判断軸づくりに2回、次の一歩を決めるのに2回。それだけあれば、たいていは決まります。
急がずに決めることと、
決めずに先延ばしにすることは違います。
ひとつでも当てはまるものがあれば、
一度話してみてください。
体験セッションは、続けるかどうかを
決める場ではありません。
合わないと感じたら、それで終わりで構いません。