「紅茶の森 tity」のおはなし

紅茶の森 tity(ティティー)
「Tea Forest tity 」のはなしをしましょう。
ある不思議な一本の木からはじまる物語です。

その木は、ふんわりとよい香りのする葉を
繁らせていました。
そこへ、よい香りにつられて一羽の小さな鳥が枝にとまり、葉を一枚摘んで巣にもって帰りました。

その日の夜、小鳥は摘んできた葉のよい香りに包まれて、
とても幸せな夢をみたのです。
嬉しくなった小鳥は、もういちど、あのよい香りのする
葉を繁らせた木のところへ行き、
今度は少し多めに葉を摘みました。
家族や友だちも、その葉の香りがとても気にいりました。

水瓶に葉をつけておくと、その水が香り高く、
いっそう美味しく飲めることにも気づきました。

ある日、なかよしの友だちと一緒にその木のところへ
行くと、少し枝が増えているような気がしました。
香りもうんとかぐわしく、葉もみずみずしく元気そうです。
小鳥はもっとたくさんの生きものたちにも、
その葉を分けてあげたいと思うようになりました。

次の日は、仲間の鳥たちと
一緒にたくさんの葉を摘みました。
「ありがとう」と伝えながら、
心をこめて一枚一枚大切に摘み、袋につめていきます。
そうして、いろんなところへ葉を分けてあげていると、
とても喜ばれました。

しばらくたった頃、木はさらに枝を拡げて、
とてもとても大きな木になっていました。
見下ろすと、木の近くには
苗らしきものもぽつぽつとあります。

この木が大きくなる源は、幸せな気もちや、
思いやりのあるやさしい気もちだったのです。
小鳥たちのそんなやさしい気もちやありがとうの気もちが
栄養となり、木がどんどん成長いきました。
よい香りの葉を繁らせていたのもそのためです。

今ではたくさんの木が成長し、森となり、
小鳥たちは世界中に香りの葉を配達をしています。
それが「紅茶の森〜Tea Forest〜」のはじまり。
配達している小鳥をtity(ティティー)というのです。

あなたの元にもTea Forest tityの紅茶の葉が
届きましたか?
ほっとひと息、小鳥のさえずりが聞こえてきそうな
癒しのティータイムを楽しみましょう。